日ごとの聖書(11月27日)

本日の通読箇所「出エジプト記32:30~35」

今、もしもあなたが彼らの罪をお赦しくださるのであれば……。もし、それがかなわなければ、どうかこのわたしをあなたが書き記された書の中から消し去ってください。

(出エジプト記32章32節)

モーセはイスラエルの民の罪の贖いのために、神さまの元に登っていきます。彼らの罪が赦されないのならば、自分の名前がいわゆる「命の書」から消されても構わないという強い決意がモーセにはありました。

神さまは、裁きの日に彼らの罪を罰すると告げます。そして同時に、神さまは民を打ちます。それがどれくらいの数なのかは書かれていません。「罪を犯した」というくくりで言えば、相当な数になりそうです。

一つ気になるのは、アロンが罰せられていないところです。普通に考えれば、金の子牛を造ったときの民のリーダーはアロンです。しかし神さまはアロンを打っていません。それはなぜなのでしょうか。