日ごとの聖書(12月6日)

本日の通読箇所「出エジプト記34:29~35」

イスラエルの人々がモーセの顔を見ると、モーセの顔の肌は光を放っていた。モーセは、再び御前に行って主と語るまで顔に覆いを掛けた。

(出エジプト記34章35節)

キリスト教美術を見ると、イエス様や聖人と呼ばれている人の頭から、光が放たれていることがよくあります。(いわゆる仏教の「後光」のようなものです)。モーセの顔からも、光が放たれていました。

周りの人たちは、驚いたことでしょう。しかし神さまと40日40夜語り合っていたモーセです。それくらいのことはあっても不思議ではありません。ただこの光は、あまりにまぶしすぎたようです。

そこでモーセは、普段は顔に覆いをするようにします。神さまと語るときは覆いを外しますが、人々の前では覆いをしたままにしておいたのです。この「顔の覆い」とは、一体何を暗示しているのでしょうか。