本日の通読箇所「使徒言行録7:51~53」
かたくなで、心と耳に割礼を受けていない人たち、あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖が逆らったように、あなたがたもそうしているのです。
(使徒言行録7章51節)
ステファノは説教の最後に、イスラエルの人々を非難します。出エジプトの際にモーセと神さまに対して背き続けてきたイスラエルの人々を引き合いに出し、「あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています」と指摘するのです。
自分たちが信じ、正しいと思って来たことを否定するのは難しいことです。しかもステファノは「使徒」ではなく、執事に任命されたばかりの人でした。そんな人に何が分かるのか!と人々は思ったことでしょう。
わたしたちも、同じようなことにならないように気をつけないといけません。自分の思いとは違う物を否定し、排除する。わたしたちがしがちなことです。ただそれが、聖霊、つまり神さまの思いに逆らっていることもあるのです。