本日の通読箇所「使徒言行録8:1~3」
一方、サウロは家から家へと押し入って教会を荒らし、男女を問わず引き出して牢に送っていた。
(使徒言行録8章3節)
ステファノの殺害現場に立ち会い、人々の上着の番をしていた若者サウロは、のちにパウロと呼ばれる人物です。彼は生粋のユダヤ人ファリサイ派として、エルサレムの教会に対して激しい迫害をおこなっていました。
パウロがローマやコリント、エフェソなどの教会に送った手紙を読むと、そのような過去があったことなどなかなか信じられません。しかし使徒言行録は、パウロのいわゆる「過去の汚点」もあらわにします。
それはわたしたち人間にとって、イエス様との出会いによって変えられることが何よりも大事だからです。あのパウロでさえも、最初から完璧な人間だったわけではありませんでした。わたしたちも、変えられるのです。