日ごとの聖書(2月27日)

本日の通読箇所「使徒言行録11:11~18」

そのとき、わたしは、『ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは聖霊によって洗礼を受ける』と言っておられた主の言葉を思い出しました。

(使徒言行録11章16節)

ペトロの状況説明は続きます。「ちょうどその時」とペトロが言うように、神さまが定めたタイミングで物事は進んでいきました。「何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある」(コヘレトの言葉3章1節)を思い起こさせます。

ペトロはさらに、「あなたがたは聖霊によって洗礼を受ける」というイエス様の言葉を引用します。洗礼者ヨハネだけでなくペトロなど人間は、水によって洗礼を授けます。しかし神さまは、聖霊を直接与えてくださるのです。

その神さまのみ業を、どうして妨げることができるだろうかとペトロは続けます。「あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている」(マルコ8:33)と言われたペトロが、神さまによって変えられているのです。そしてペトロの言葉は、受け入れられました。