日ごとの聖書(12月 20日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書18:28~38a」

イエスはお答えになった。「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。それとも、ほかの者がわたしについて、あなたにそう言ったのですか。」

(ヨハネによる福音書18章34節)

ローマ総督であるピラトは、大きな祭りの期間は官邸にいました。何か大きな事件があったとしても、すぐに対応できるようにです。そこにユダヤの人々が、イエス様を連れていきます。ローマの法律で裁かせるためです。

ユダヤの人たちはイエス様を連れていきますが、自分たちは官邸には入りません。それは異邦人の住まいに入ってしまうと、汚れると考えていたためでした。ずい分勝手な解釈だと思いますが。

ローマの法律で裁くのには、理由がありました。それはイエス様を「死刑」にするためです。ローマの死刑の中で、最もむごい方法が「十字架刑」でした。神さまの計画が遂行されるように、人々はそれぞれ動いていくのです。