日ごとの聖書(3月13日)

本日の通読箇所「使徒言行録14:19~20」

しかし、弟子たちが周りを取り囲むと、パウロは起き上がって町に入って行った。そして翌日、バルナバと一緒にデルベへ向かった。

(使徒言行録14章20節)

リストラにいるパウロとバルナバの元に、アンティオキアとイコニオンからユダヤ人たちがやって来ました。その目的は、パウロに石を投げるためでした。イコニオンからは30km、アンティオキアからは170kmもあったにもかかわらずです。

ユダヤ人にとって、パウロの語ることは「異端」であり、自分たちが信じてきたことを覆す「誤った教え」でした。それが多くの人たちに伝えられていくことを、彼らは全力で阻止しようとしたのです。

このユダヤ人の行動は決してほめられたものではありませんが、自分たちの信仰に真っすぐすぎた故のことなのです。パウロ自身も以前は同じように、キリスト者を迫害していました。石を受けたとき、パウロはその当時のことをどう振り返ったでしょうか。