日ごとの聖書(3月30日)

本日の通読箇所「使徒言行録17:16~21」

パウロはアテネで二人を待っている間に、この町の至るところに偶像があるのを見て憤慨した。

(使徒言行録17章16節)

ついにパウロは、アテネまでやってきました。ギリシアにあるアテネは、世界最古の都市の一つで約3400年の歴史があるそうです。芸術や学問、哲学もさかんで、いわゆる「知識人」が多くいたようです。

わたしたちがイエス様の福音を伝えるときに、「頭から」入る人と「心から」入る人とがいます。「頭から」入る人の場合、論理的・科学的に証明を求められることもあります。しかしイエス様の復活など、なかなか難しいものです。

さらにギリシアの人たちは、信じる・信じない以前に、「新しい知識」だけを求めてパウロの話を聞いていたようです。このような聞かれ方は、話す方からするとなかなかしんどいものです。