日ごとの聖書(4月10日)

本日の通読箇所「使徒言行録19:17~20」

信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した。

(使徒言行録19章18節)

このような箇所は、慎重に読まなければならないと思います。昔あるキリスト教の教派の方が、ひな人形を捨てさせられたという話をされたことがあります。とてもショックをうけたことを思い出します。

たしかに他の宗教のものかもしれませんし、そこにはその教派が大切にするものとは相容れない考え方があったのかもしれません。しかしそのひな人形に対する誰かの思いが踏みにじられたような気がします。

大切なのは、手放すなら自分の思いで、ということではないでしょうか。誰かに命じられたり強要されたりするのではなく、「わたしにはもうこれは必要ない」という思いでおこなうのであればいいと思います。「恐れ」によって、というのはいかがなものでしょう。