日ごとの聖書(5月6日)

本日の通読箇所「使徒言行録23:16~22」

しかし、この陰謀をパウロの姉妹の子が聞き込み、兵営の中に入って来て、パウロに知らせた。

(使徒言行録23章16節)

パウロには姉妹がいたようです。そしてその子(パウロの甥)は、ユダヤ人の中に不穏な動きがあるのを聞き、それをパウロに知らせます。その甥も、キリスト者として導かれていたのでしょうか。

彼はローマの兵営の中に入ってパウロにこのことを知らせますが、その行動はかなりの危険を伴っていたことでしょう。下手をすると捕らえられたかもしれません。しかしそのような危険を冒してまでも、パウロを守ろうとしたのです。

パウロの甥である若者は、大隊長に会うことを許されました。大隊長もきちんと話を聞いたようです。彼にはパウロを守りたいという気持ちよりも、もめ事を起こしたくないという気持ちの方が強かったのかもしれませんが。