日ごとの聖書(7月29日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙12:9~21」

喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。

(ローマの信徒への手紙12章15節)

「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く」、とても簡単なようで難しいことです。たとえばとなりの家の人が宝くじに当たったとき、少額だったら一緒に喜べますが、高額だったら妬んでしまうかもしれません。

また普段あまり良く思っていない人が大きな失敗をして涙を流しているとき、「ざまあみろ」という感情は起きないでしょうか。わたしたちは表面上は「同情」していても、心の中では違う思いを持ってしまうことが多くあります。

そのような偽りの愛をもたないように、歩みなさいとパウロは書きます。とは言っても、難しいことです。自分を迫害する人を祝福することは、とても大変です。しかし出来ない所は神さまにお委ねして、歩んでいければと思います。