日ごとの聖書(11月8日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二6:1~10」

なぜなら、「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。

(コリントの信徒への手紙二6章2節)

「今や、恵みの時、今こそ、救いの日」とパウロは書きます。この「時」とは、神さまのみ旨に適った時という意味です。「何事にも時があり天の下の出来事にはすべて定められた時がある」というコヘレトの言葉3章1節が思い出されます。

パウロやその同労者たちは、人々から誤解されることが多くあったようです。辱めを受けることも、悪評を浴びることもあったようですが、そのときも「左右の手に義の武器を持ち」、神さまに仕えていきました。

その結果、「悲しんでいるようで、常に喜び、貧しいようで、多くの人を富ませ、無一物のようで、すべてのものを所有しています」とその恵みを喜びます。わたしたちも神さまのお恵みを、パウロのように感じることができればと思います。