本日の通読箇所「詩編1編」
その人は流れのほとりに植えられた木。ときが巡り来れば実を結び 葉もしおれることがない。その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。
(詩編1編3節)
今年は詩編を読んでいきましょう。この中で各章の最初に書くタイトル(1編では「真の幸福」)は元々の聖書には書かれていませんが、フランシスコ会訳聖書より引用しています。また「現代聖書注解(L.J.メイズ著)」の注解も参考にしていきます。
「真の幸福」:詩編第1編は、「いかに幸いなことか」から始まります。イエス様が山上の説教の冒頭で語られた「幸いなるかな」(マタイ5:3)との言葉を思い起こします。ここで作者は、「主の教えを喜び」とする人を幸いだというのです。
教えや戒めは、わたしたちを縛りつけることがあります。しかし神さまによって生かされることを喜ぶ人に祝福があるとしたら、その教えはわたしたちを縛る鎖ではなくなるのです。詩編は神さまの祝福からスタートします。この一年、じっくりと味わって行きましょう。