日ごとの聖書(4月30日)

本日の通読箇所「詩編51:9~14」

ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。

(詩編51編9節)

9節にある「ヒソプ」は旧約聖書に出てくる植物で、清めの儀式の際に用いられてきました。建物の竣工式などの礼拝では、ヒソプで水を振りまきながら詩編51編を唱えるという儀式をすることがあります。

聖歌513番「主よわが身をとらえたまえ」の4節は、このような歌詞になっています。「わがすべては 主のものなり 主はわが喜び また幸なり きよき霊を 満たしたまえ さらばとこしえの 安きを受けん」。

この4節の歌詞は、詩編51編12節と響き合います。わたしたちが罪の告白をすることができるのは、神さまが憐れみ深い方だと信じているからです。その憐れみによってのみ生かされる、そのことを覚えていきましょう。