日ごとの聖書(11月 9日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書7:25~31」

人々はイエスを捕らえようとしたが、手をかける者はいなかった。イエスの時はまだ来ていなかったからである。

(ヨハネによる福音書7章30節)

ガリラヤからイエス様を見て来た人たちは、彼の出身地がナザレという小さな村であり、彼の父親は大工であったことを知っていました。メシアはどこから来るのか分からないと信じられていたので、イエス様はメシアではないと人々は考えたようです。

しかしイエス様は、自分は神さまの元からやって来たと語ります。そして自分は神さまを知っているとも言います。このことを多くのユダヤ人は、神さまに対する冒涜だと考えました。

しかし群衆の中には、イエス様を信じる人も大勢出てきます。イエス様の言動によって、分裂が起こっていくのです。わたしたちにとってもイエス様を信じ従うことは、様々な軋轢や対立を伴うことなのかもしれません。