日ごとの聖書(3月 13日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書20:29~34」

イエスは立ち止まり、二人を呼んで、「何をしてほしいのか」と言われた。

(マタイによる福音書20章32節)

聖書の中には、「目の見えない人」が何度か出てきます。イスラエルという土地は乾燥しており、目の病気も多かったようです。そして目が見えなくなった人は、生きることが大変でした。

それと同時に、肉体的だけではなく、「本当のものが見えない」意味での「盲目」という用いられ方もあります。不安の中、暗闇に落とされたような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

二人の目の見えない人は、叫びました。弟子たちに叱られ、黙るように言われても、何度も叫びました。イエス様はその声を聞かれます。憐れみの眼差しを、わたしたちにも向けてくださるのです。