日ごとの聖書(5月 3日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書4:10~20」

また、イエスは言われた。「このたとえが分からないのか。では、どうしてほかのたとえが理解できるだろうか。

(マルコによる福音書4章13節)

出エジプト記には神さまがエジプトの王ファラオの心をかたくなにし、イスラエルの民を去らせようとしなかった場面が描かれます。わたしたちの心はかたくなにはなっていないでしょうか。

「見るには見るが、認めず、聞くには聞くが、理解できず」となっていないか、気になります。しかしマルコ福音書では弟子たちは最後まで、無理解でした。イエス様の十字架と復活を通して初めて、弟子たちにもイエス様が何者なのかが知らされるのです。

後半にはたとえの意味が書かれています。どんな紆余曲折があったとしても、わたしたちには必ず豊かな収穫が与えられるのだということを信じていきましょう。たとえを頭で理解するのではなく、心で感じていければと思います。