日ごとの聖書(10月 6日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書22:63~71」

「お前がメシアなら、そうだと言うがよい」と言った。イエスは言われた。「わたしが言っても、あなたたちは決して信じないだろう。」

(ルカによる福音書22章67節)

長老や祭司長たちは、どうしてイエス様を恐れたのでしょうか。この時代、「自分こそはメシアだ」と言ってクーデターを起こそうとした人が何人もいたそうです。しかしイエス様は、「剣をさやにおさめなさい」と弟子たちに命じておられます。

子ろばに乗ってエルサレムに入られたイエス様は、人々から王として迎え入れられました。しかしイエス様は、武力によってイスラエルを救うということは一切考えておられませんでした。人々はそのようなイエス様の姿に失望したのかもしれません。

イエス様は恐れられ、同時に見捨てられました。イエス様を取り巻くすべての人たちがイエス様から離れていく中、神さまの救いの計画は確実に進行していくのです。