日ごとの聖書(4月26日)

本日の通読箇所「創世記29:21~35」

とにかく、この一週間の婚礼の祝いを済ませなさい。そうすれば、妹の方もお前に嫁がせよう。だがもう七年間、うちで働いてもらわねばならない。

(創世記29章27節)

今日の箇所は、理解しづらいところです。ラバンは約束通り7年働いたヤコブに対し、ラケルではなく姉のレアを与えました。暗がりだったので、ヤコブは騙されてしまったようです。

この場面は、目の見えないイサクを騙して祝福を得たヤコブ自身の姿と重なります。彼が長子の祝福を騙し得たように、ラバンはヤコブを騙し、長女レアを与えたのです。まさに、ブーメランです。

ヤコブはさらに7年間ラバンの下で働く約束をして、ラケルも妻に迎えました。姉妹二人とも、妻となったのです。しかし神さまは疎んじられているレアを顧み、レアはルベン、シメオン、レビ、ユダという4人の子を生みます。