日ごとの聖書(4月27日)

本日の通読箇所「創世記30:1~15」

そのときラケルは、「姉と死に物狂いの争いをして(ニフタル)、ついに勝った」と言って、その名をナフタリと名付けた。

(創世記30章8節)

レアはヤコブの子を4人産みました。すると妹のラケルは姉を妬み、またヤコブに対し、「わたしに子どもをください」と訴えます。その言葉を聞いて、ラケルを愛していたヤコブもさすがに怒ります。赤ちゃんを授かるのは、神さまの恵みだと考えられていたからです。

そこでラケルは自分の召し使いビルハをヤコブの妻として差し出します。ビルハはダン、そしてナフタリを産みます。ところがレアも、自分の召し使いジルパをヤコブの妻として差し出し、ジルパはガドとアシェルを産みます。

こうなってくると、人物相関図なしには事態が呑み込めなくなってしまいます。今までのところでレア4人、ジルパ2人、ラケル0人、ビルハ2人というのが、それぞれの子どもの数です。なお新共同訳聖書には、それぞれの名前の由来が簡単に書かれています。