本日の通読箇所「創世記30:16~24」
彼女は、「主がわたしにもう一人男の子を加えてくださいますように(ヨセフ)」と願っていたので、その子をヨセフと名付けた。
(創世記30章24節)
昨日の箇所で、レアの息子ルベンは野原で恋なすびを見つけていました。恋なすびはマンドレイクという名の植物で、妊娠に効果があると信じられていました。ラケルは、それを分けて欲しいとレアに頼んでいました。
レアは、その日にヤコブと床を共にするという条件で、恋なすびをラケルに渡します。そしてレアは、さらに身ごもります。彼女はイッサカルとゼブルンという兄弟、そしてディナという女の子を産みます。これでレア7人(内1人女の子)となりました。
ようやくラケルにも、子どもが生まれることになります。恋なすびのおかげでしょうか。彼女は男の子の名を「ヨセフ」と付けます。ここまでの子どもの名前は、レアとラケルが付けてきました。聖書では子の名は父が付けることが多く、妻が付けることはほぼなかったにもかかわらずです。