日ごとの聖書(6月15日)

本日の通読箇所「創世記41:17~24」

そして、実の入っていないその穂が、よく実った七つの穂をのみ込んでしまった。わたしは魔術師たちに話したが、その意味を告げうる者は一人もいなかった。」

(創世記41章24節)

ファラオは自分がどんな夢を見たのかを、ヨセフに話して聞かせます。もうすでに、何度も同じことを言っていたと思います。しかしそれでも、夢のことが気になって仕方がなかったようです。

というのも、夢は神さまからのメッセージだと考えられていたからです。そのメッセージを正しく受け取り行動しなければ、とんでもない過ちを犯すこともあるのです。だからファラオは、囚人であったヘブライ人の若者ヨセフにも、夢の内容を懇切丁寧に語りました。

わたしたちが見る夢は、その内容をすぐに忘れてしまうことが多いのですが、ファラオは詳しく鮮明に覚えていたようです。神さまからのメッセージだから、記憶の中にしっかりと残るのでしょうか。