日ごとの聖書(8月25日)

本日の通読箇所「出エジプト記11:4~10」

そのとき、エジプトの国中の初子は皆、死ぬ。王座に座しているファラオの初子から、石臼をひく女奴隷の初子まで。また家畜の初子もすべて死ぬ。

(出エジプト記11章5節)

第十の災いは、「初子の災い」です。エジプトの地のすべての初子は、家畜の初子に至るまですべて死ぬという、恐ろしいものです。神さまが深夜エジプトの中を歩むことによって、この災いが引き起こされるのです。

第九の災いのときに「二度とお会いしようとは思いません」とファラオに言い放ったモーセですが、今回のこの災いのことを言いにファラオの元に行っています。この恐ろしい災いが起こる前に、自分たちを去らせて欲しいという思いもあったのかもしれません。

しかし神さまは、またしてもファラオの心をかたくなにしてしまいます。エジプトの地に恐ろしいことが起こることを、神さまは望んでおられたのでしょうか。イスラエルの人々にとってはいいのかもしれませんが。