日ごとの聖書(12月8日)

本日の通読箇所「出エジプト記35:4~19」

あなたたちの持ち物のうちから、主のもとに献納物を持って来なさい。すべて進んで心からささげようとする者は、それを主への献納物として携えなさい。

(出エジプト記35章5節)

モーセは25章で神さまから語られた言葉を、イスラエルの全会衆に伝えて行きます。わたしは50歳を過ぎた頃から、記憶力の低下に驚かされています。昔はすぐに記憶できたのですが、今は全くです。

モーセの記憶力は、すごいものです。ただイスラエルの人たちは様々な掟を暗記していたので、もともと記憶力に長けた民族なのかもしれません。モーセはここで、献納物を携えてくるように、民に伝えます。

教会共同体は本来このように、すべての人のささげ物で成り立っているものです。ささげる人と受け取る人がいるのではなく、みんなが出し合い、それを分かち合うのです。イスラエルの人たちも、「自分には何ができるのだろうか」と考えていたかもしれません。