本日の通読箇所「出エジプト記24:12~14」
長老たちに言った。「わたしたちがあなたたちのもとに帰って来るまで、ここにとどまっていなさい。見よ、アロンとフルとがあなたたちと共にいる。何か訴えのある者は、彼らのところに行きなさい。」
(出エジプト記24章14節)
神さまはモーセに山に登るように伝えます。そしてそのときに、律法と戒めを書き記した石の板をモーセに授けると約束されました。これは、神さまが直接石の板に掟を書かれるということを示します。
神の山に登ったのは、モーセと従者ヨシュアでした。ヨシュアはモーセの死後、イスラエルの人々を導いていく人物です。このときからすでに、重要な場面に彼は立ち会っています。
しかしアロンとフルは、山に登らずに民の元に残りました。アロンはこれまで、モーセと共に行動していました。モーセが神さまと語り、その内容をアロンが告げることが多かったのです。しかしここでモーセと離れたアロンは、後に大変な失態を犯すことになります。