日ごとの聖書(1月26日)

本日の通読箇所「使徒言行録5:33~42」

それで使徒たちは、イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び、最高法院から出て行き、

(使徒言行録5章41節)

最高法院でペトロと使徒たちが語った内容は、聞く人々に激しい怒りを抱かせました。彼らは使徒たちを殺そうと考えます。ところがファリサイ派のガマリエルという人物が、議員たちにこのように語ります。

それは、「人から出たものならば自滅するし、神から出たものならば滅ぼすことはできない」ということです。ガマリエルは冷静に対処するように言います。彼は民衆から尊敬されていました。

ガマリエルの意見に納得した議員たちは、使徒たちを釈放します。ただし釈放の前に鞭で打ったようです。この「辱め」は、使徒たちにとって喜びとなりました。イエス様も十字架の前に鞭打たれましたが、自分たちも同じ苦しみを負ったからなのでしょう。