本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一7:36~40」
しかし、わたしの考えによれば、そのままでいる方がずっと幸福です。わたしも神の霊を受けていると思います。
(コリントの信徒への手紙一7章40節)
パウロがこれほどしつこく結婚について書いているところをみると、コリントの人たちにとってこのことは大きな問題であったようです。独身のパウロにとって、なぜみんなわざわざ結婚するのか、不思議だったのかもしれません。
パウロは改めて、「結婚しない人の方がもっとよい」という自身の見解を述べます。しかし読者の中には、違和感を覚えた人も多くいたことでしょう。わたしたちの間でもそうだと思います。
結婚がいつも、神さまから人を引き離すものではないことをわたしたちは良く知っています。それどころか、結婚によって神さまを知り、イエス様を受け入れた人もいます。それぞれに与えられた生き方があるのです。