日ごとの聖書(1月17日)

本日の通読箇所「詩編9:12~15」

おとめシオンの城門で あなたの賛美をひとつひとつ物語り 御救いに喜び躍ることができますように。

(詩編9編15節)

「おとめシオン」という言葉がでてきます。奈良基督教会には「シオンホール」という建物があり、また教会の広報誌には「シオンの丘」という名前がつけられています。「シオン」はわたしたちにとっても、身近な名前です。

「シオン」というのは、エルサレムのことです。「喜べや たたえよや シオンの娘 主の民よ」という歌にも出てくるシオンは、エルサレムの詩的名称です。「心の清い者」という意味もあるようです。

わたしたちにとって、シオンとはどこでしょうか。エルサレムというとパレスチナにある場所が浮かびますが、シオンとは神さまがおられる「新しいエルサレム」なのかもしれません。わたしたちもそこに招かれ、主を賛美することができるのです。