本日の通読箇所「詩編59:11~18」
わたしは御力をたたえて歌をささげ 朝には、あなたの慈しみを喜び歌います。あなたはわたしの砦の塔、苦難の日の逃れ場。
(詩編59編17節)
今日の箇所の17節から、とても有名な歌が作られました。聖歌15番「来る朝ごとに」です。「来る朝ごとに 朝日とともに 神の光を 心に受けて みいつくしみ(御慈しみ)を 新たにさとる(1節)」。
この歌詞を受け、2節以降にはわたしたちは神さまの恵みをどのように感じ、そしてどのように生きていくとよいのかが歌われていきます。「朝ごとに」、わたしたちは神さまに向きあっていくのです。
詩編の多くは、イスラエルの人たちがバビロンに連れて行かれた「捕囚時代」にも読まれていました。彼らは「国」という避けどころを持たない中で、神さまにすべてを委ねていくのです。