日ごとの聖書(4月 2日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書26:1~5」

イエスはこれらの言葉をすべて語り終えると、弟子たちに言われた。

(マタイによる福音書26章1節)

ついにイエス様の、十字架のときが近づいて来ました。過越祭は出エジプト記12章に起源を持つ祭りで、「初子の災い」がイスラエルの人たちのいる場所を「過ぎ越した」ことを記念します。

過越祭には、小羊のいけにえが必要でした。高台にあるエルサレム神殿から排水溝を通って、ものすごい量の羊の血が流れていたそうです。

奈良基督教会の洗礼盤の側面には、十字架を背負った小羊が彫られています。この小羊こそ、イエス様です。イエス様はわたしたちの罪の身代わりの犠牲として、その血を流されました。イエス様の十字架と過越の小羊とが、結び付けられたのです。