本日の通読箇所「創世記12:1~3」
わたしはあなたを大いなる国民にし あなたを祝福し、あなたの名を高める 祝福の源となるように。
(創世記12章2節)
パウロはガラテヤの信徒への手紙3章8節で、「聖書は、神が異邦人を信仰によって義となさることを見越して、『あなたのゆえに異邦人は皆祝福される』という福音をアブラハムに予告しました」と書きます。
このパウロの言葉は、今日の箇所にある神さまの言葉が元になっています。ユダヤの人々はこの神さまの言葉を、自分たちイスラエルの民への約束と捉え、自分たちは選ばれた民だと信じました。
しかしパウロは、この約束は全人類に対するものであると考えます。アブラムを通して始められた人類への救いの計画は、「地上のすべての氏族」に対してのものだったのです。