日ごとの聖書(3月24日)

本日の通読箇所「創世記22:9~14」

御使いは言った。「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」

(創世記22章12節)

アブラハムが息子イサクを縛り、刃物を取って屠ろうとした瞬間、天から主の御使いが「その子に手を下すな」と告げます。神さまはアブラハムがご自分を畏れ、自分の息子イサクをささげることを惜しむかどうかを試したというのです。

「すべての物は神の賜物」、わたしたちは頭ではわかっていても、なかなかそうできないことがよくあります。お金や財産を手放すことができなかったり、名誉や地位にしがみついたり。

すべての物は神さまによって備えられる。そのことを伝えるために、神さまはアブラハムを試みられました。ただ祭壇に縛られ、刃物をふるい落とされそうになったイサクの心情はどうだったのでしょうか。わたしだったらトラウマになります。