日ごとの聖書(10月11日)

本日の通読箇所「出エジプト記22:27~30」

神をののしってはならない。あなたの民の中の代表者を呪ってはならない。

(出エジプト記22章27節)

新共同訳聖書で「民の中の代表者」となっているところは、新しい聖書では「民の指導者」と変わっています。教会にも「指導者」と呼ばれる人たちがいます。神さまの言葉を教え導くその人たちを呪うことは、神さまを呪うこととそんなに変わらないのかもしれません。

また、神さまに対する献げ物を遅らせてはならない(新しい聖書では「ためらってはならない」)という言葉があります。教会によっては、月定(月約)献金を月の初めの主日にささげるように勧めています。「まず感謝する」ということが大切なのです。

そして初子をささげるという決まりも書かれています。出エジプトのときの最後の災いは、エジプトの初子が打たれるというものでした。その災いを逃れたことを思い起こすという理由もあるでしょう。イエス様の誕生物語を見ると、この8日目に割礼を施したようです。