本日の通読箇所「ガラテヤの信徒への手紙1:18~24」
わたしがこのように書いていることは、神の御前で断言しますが、うそをついているのではありません。
(ガラテヤの信徒への手紙1章20節)
パウロがダマスコで回心をして三年後、彼はエルサレムに行きケファと知り合いになろうと考えます。ケファとはシモン・ペトロのことです。ペトロはエルサレム教会の指導者として活動していました。
パウロはなぜペトロに会いに行ったのでしょうか。使徒として活動するための許可を取ろうとしたのでしょうか。しかしたった二週間の滞在だけでは、たいしたことはできなかったかもしれません。
ただパウロは、自分が啓示された福音の正当性を認めてもらいたかっただけかもしれません。当時異邦人に宣教することは、エルサレム教会にとってなかなか理解できないことでした。しかしその必要を、パウロは熱く語ったのでしょう。