本日の通読箇所「使徒言行録28:11~16」
わたしたちはそこで兄弟たちを見つけ、請われるままに七日間滞在した。こうして、わたしたちはローマに着いた。
(使徒言行録28章14節)
パウロたちがマルタ島に来てから三か月が過ぎ、冬が明けました。彼らはようやく出港することになります。彼らの船にはディオスクロイの船首像がついていました。ディオスクロイとはゼウスの双子の子という意味です。
パウロにとっては、異教の神々です。しかしパウロは、だれが自分たちを守り導いてくれるかはよく知っていました。「船からその偶像をどかせ!」とは叫ばずに、パウロはその船に乗り込みます。
そして彼らはシラクサ、レギオン、プテオリを経て、とうとうローマに到着しました。途中の場所にもきょうだい(仲間)たちがいて、パウロを歓迎したようです。そしてパウロはローマで、いわゆる軟禁状態におかれました。