本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙13:8~10」
愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
(ローマの信徒への手紙13章10節)
「互いに愛し合う」、その言葉はキリスト教徒にとってとても重いものです。聖書の中にも何度も出てくる愛という言葉は、日本に聖書が入ってきた当初、「御大切」と翻訳されたこともありました。
隣にいる人を、とってもとっても大切にしなさい。これが、神さまがわたしたちに与えられた一番の掟です。そのことに、すべての律法が要約されていると、パウロは伝えます。しかしこれには、大切な前提があるのです。
その前提とは、神さまがまずわたしたち一人一人をとってもとっても大切にされたということです。その「愛のシャワー」を浴び続けているから、わたしたちはその雫をとなりの人と分かち合うことができるのです。