本日の通読箇所「詩編95:8~11」
四十年の間、わたしはその世代をいとい 心の迷う民と呼んだ。彼らはわたしの道を知ろうとしなかった。
(詩編95編10節)
昨日の箇所で、詩編95編は朝の礼拝で用いられていると書きました。しかし正確には、普段の朝の礼拝で用いられているのは1~7節だけで、今日読んでいる8~11節は特別なときだけ用いられています。
祈祷書20頁にも書かれていますが、8~11節は、①灰の水曜日、②大斎節中の金曜日、③聖土曜日、この①~③にあてはまる日にのみ読まれます。そして今日の箇所では、神さまが一人称形式で警告されています。
「荒れ野のメリバやマサ」でしたこととは、出エジプト記17章1~7節に書かれている出来事です。彼らは神さまを試みました。わたしたちは大斎節の中で、神さまを試みるという過ちを犯してはいないか、いつも振り返るように促されているのです。




