本日の通読箇所「詩編105:12~15」
「わたしが油を注いだ人々に触れるな わたしの預言者たちに災いをもたらすな」と。
(詩編105編15節)
ここから詩編は、イスラエルの歴史物語に入っていきます。これまでの神さまの導きを思い起こし、賛美をするのです。イスラエルは元々、とても小さな民族でした。エジプトやアッシリア、ペリシテなどに囲まれて、いつ消滅してもおかしくない群れでした。
しかしその「小さな群れ」に神さまが目を注がれたというのが、旧約聖書の理解です。15節の「油を注いだ人々」や「預言者」とは、アブラハムとイサクのことです。実際に二人は預言者とは呼ばれていませんでしたが、神さまと親しくしていました。
そして14節の「王たち」とは、エジプトの王ファラオやゲラルの王アビメレクのことです。ここに書かれているのは、創世記12、20、26章に出てくる物語です。アブラハムたちはさまよいながら、約束の地を目指すのです。




