日ごとの聖書(4月17日)

本日の通読箇所「使徒言行録20:17~24」

しかし、自分の決められた道を走りとおし、また、主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たすことができさえすれば、この命すら決して惜しいとは思いません。

(使徒言行録20章24節)

昨日の箇所には、パウロは「エフェソに寄らないで航海することに決めていた」と書かれていました。五旬祭に間に合うためには、エフェソで時間を取るわけにはいきませんでした。しかし素通りすることもできません。

パウロはエフェソに人を遣わし、長老たちを自分の元に呼び寄せます。パウロは彼らに、自分がこれまでどのようなことをしてきたかを熱く語っていきました。

そしてパウロは、エルサレムに行くことは霊による働きであること、そしてそこにはきっと投獄と苦難が待ち受けているだろうということを語ります。しかし自分の命を神さまが用いて下さるという思いを持つパウロは、その道を走り抜けることを誓うのです。