日ごとの聖書(9月 20日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書19:45~20:8」

彼らに言われた。「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」

(ルカによる福音書19章46節)

今日の箇所にある「わたしの家は、祈りの家でなければならない」という言葉は、とても注意深く用いなければならないと思います。イエス様はどのような場面で、誰に対して語ったのかというのがとても大事です。

子どもたちが礼拝堂でおしゃべりをしていたとします。イエス様は「静かにしなさい。ここは祈りの家だ」と言われたでしょうか。精神を病んでいる人が礼拝堂で大声をあげたとします。イエス様は「出て行きなさい。ここは祈りの家だ」と言われたでしょうか。

きっとイエス様は、どちらも受け入れたと思います。「いいよ、いいよ」と優しく言われたと思います。それが礼拝堂であり、教会なのです。イエス様はこのとき、神殿で強盗のように商売をしていた人を非難し、追い出されました。そのことを曲解してはならないのです。