日ごとの聖書(3月9日)

本日の通読箇所「創世記18:16~22」

主は言われた。「わたしが行おうとしていることをアブラハムに隠す必要があろうか。」

(創世記18章17節)

聖書はここから、ソドムとゴモラの物語に入ります。ルカ福音書10章12節に「言っておくが、かの日には、その町よりまだソドムの方が軽い罰で済む」というイエス様の言葉がありますが、その地名は神さまの裁きによる滅びの象徴として用いられていました。

この辺りから、その人たち(3人の人)と主(神さま)とが一緒になって、アブラハムと語り合っているようにも思えます。まず神さまが3人の人に「隠す必要があろうか」と相談し、「見て確かめよう」と促します。

そこで3人の人はソドムに向かって行きますが、アブラハムと神さまはその場にとどまっているようです。アブラハムと神さまとの信頼関係が、ここにみられます。