日ごとの聖書(6月21日)

本日の通読箇所「創世記42:29~38」

それから、彼らが袋を開けてみると、めいめいの袋の中にもそれぞれ自分の銀の包みが入っていた。彼らも父も、銀の包みを見て恐ろしくなった。

(創世記42章35節)

シメオンをエジプトに残し、9人の兄弟は父ヤコブの元に帰ります。シメオンは次男でしたが、長男ルベンを置いて行くわけにはいかなかったのでしょう。ルベンはそもそも、ヨセフの殺害には反対していました。

彼らは自分たちの身に起こったことを、ヤコブに報告します。回し者だと疑われたこと。一番下の弟ベニヤミンを連れてくるように言われたこと。戻ってくるまでシメオンが捕らえられたこと。そして彼らのそれぞれの袋には、自分の銀の包みが戻されていました。

彼らは、とても気味悪がりました。しかしエジプトに残してきたシメオンが心配です。兄弟たちはベニヤミンを連れて、もう一度エジプトに行かせて欲しいとヤコブに願います。しかしヤコブは拒みます。シメオンがかわいそうです。