日ごとの聖書(12月12日)

本日の通読箇所「出エジプト記36:8~13」

仕事に従事する者のうち、心に知恵のある者はすべて、幕屋に用いる十枚の幕を織った。すなわち、亜麻のより糸、青、紫、緋色の毛糸を使って意匠家の描いたケルビムの模様を織り上げた。

(出エジプト記36章8節)

幕屋とは神さまを礼拝する場所で、「宿り場」とも訳されます。神さまがそこに宿ってくださるという意味でしょうか。すでに神さまが指示された通りの材料と寸法と手順で、心に知恵のある人たちが作っていきます。

幕を張ることでできた部屋のような場所で、いつも神さまを礼拝できるようにしたのでしょう。ただ荒れ野を移動していた彼らには、木造建築のような幕屋は作ることができませんでした。

奈良基督教会は、「宮大工」の方の設計によって建てられました。普段はお宮さんなどを手掛けておられたそうですが、教会建築のためにたくさんの知恵を用いられました。神さまがそのようにご計画なさったのでしょう。