日ごとの聖書(5月20日)

本日の通読箇所「創世記35:9~15」

神は彼に言われた。「あなたの名はヤコブである。しかし、あなたの名はもはやヤコブと呼ばれない。イスラエルがあなたの名となる。」神はこうして、彼をイスラエルと名付けられた。

(創世記35章10節)

創世記32章ヤコブは神さまと格闘しました。その29節では「お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる」と告げられていました。

今日の箇所でも、神さまはヤコブに「イスラエルがあなたの名となる」と告げます。イスラエル民族がヤコブから、そして12人の息子たちから生まれていくのです。(このときはまだベニヤミンは生まれていませんが)。

このように神さまに改名された例として、アブラハム(旧アブラム)とサラ(旧サライ)がいます。彼らのときは聖書の記述もすべて変わっていきましたが、イスラエルの場合はこれ以降もヤコブと呼ばれる箇所が多く見られます。様々な伝承が混ざっているのでしょうか。