日ごとの聖書(12月21日)

本日の通読箇所「出エジプト記38:9~20」

柱の台座は青銅、柱の鉤と桁は銀、柱頭は銀で覆われ、庭の柱はすべて銀の桁でつなぎ合わされていた。

(出エジプト記38章17節)

次に、庭が造られます。その作業の中で使われているのは、青銅と銀です。当時はまだ、鉄は使われていなかったのでしょう。青銅の杭とはどのようなものなのか、興味もあります。

庭までが造られたところで、幕屋建設の記録は終わります。モーセが命じられたことがそのまま実行されていることが、この記録からうかがえます。あえてこの記述を残した意味は、何なのでしょうか。

それは後世に、「神さまからの指示をきちんと遂行した」ということを伝えたかったのだと思います。神さまに命じられたことをちゃんとやったから、神さまも自分たちに約束したことを守ってくれる、その信仰が根底にあるのです。