日ごとの聖書(3月4日)

本日の通読箇所「使徒言行録12:20~25」

するとたちまち、主の天使がヘロデを撃ち倒した。神に栄光を帰さなかったからである。ヘロデは、蛆に食い荒らされて息絶えた。

(使徒言行録12章23節)

ティルスとシドンは、エルサレムからかなり北に離れた場所です。ガリラヤ湖よりさらに北です。ヘロデ王はその地域の人たちに腹を立てていました。原因は書かれていませんが、住民は何とか機嫌を直してもらおうと、おべっかを使います。

「素晴らしい!神さまの声だ!」、その住民の声にヘロデは酔いしれたのかもしれません。ヘロデは神さまに栄光を帰さなかったという理由で、主の天使に打たれてしまいます。つまり、死んでしまったのです。

「わたしがしたことではなく、神さまがなさったのです」。時折、このように語る方に出会うことがあります。素晴らしい信仰だと思います。わたしたちも心から、神さまのみ業に感謝していきたいと思います。