日ごとの聖書(3月23日)

本日の通読箇所「詩編36:1~5」

神に逆らう者に罪が語りかけるのが わたしの心の奥に聞こえる。彼の前に、神への恐れはない。

(詩編36編2節)

「悪人の悪意、神の摂理」:個人的な救いを求める祈りです。この5節までの部分には、神さまに逆らう悪人の描写が書かれています。2節の「罪が語りかける」という表現が心に刺さります。

創世記の4章に、カインとアベルの物語が載せられています。カインは自分の供え物に主が目を留められなかったことに激しく怒り、顔を伏せました。そのときに主は、「罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める(創4:7)」と語りかけます。

しかしカインは弟アベルを殺害してしまいます。罪が自分の中に入ってくることを、カインは止めることができなかったのです。わたしたちに罪が語りかけてきたときに、わたしたちはどう対処できるのでしょうか。