本日の通読箇所「詩編73:1~12」
神に逆らう者の安泰を見て わたしは驕る者をうらやんだ。
(詩編73編3節)
「信仰の勝利」:今日の詩編73編から、第三巻に入ります。この詩は賛歌で、アサフの詩だと書かれています。アサフはイスラエルの歴史の中でも屈指の賛美指導者であったと言われています。
この詩編73編は、多くの人たちに愛されてきました。というのも様々な苦悩を正直に書き、神さまから離れようとする心を引き戻してくれるからです。わたしたちの現実ともリンクしていくのです。
3節に「神に逆らう者の安泰を見て…うらやんだ」とあります。安泰とは、シャローム(平安)のことです。心の清い人に恵みを与えてくださるはずが、なぜ悪人に対して!と憤る作者の嘆きが聞こえてきそうです。