日ごとの聖書(10月 4日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書22:47~53」

イエスがまだ話しておられると、群衆が現れ、十二人の一人でユダという者が先頭に立って、イエスに接吻をしようと近づいた。

(ルカによる福音書22章47節)

オリーブ山で祈り、弟子たちに「起きて祈っていなさい」と命じられたイエス様の元に、群衆と12弟子の一人であるユダが近づいて来ました。ユダは群衆の先頭に立ちます。群衆に誰がイエス様かを伝えるため、またイエス様たちを油断させるためなのでしょうか。

昨日の箇所で剣を用意させたイエス様ですが、剣を使って抵抗した人をやめさせ、また切り落とされた耳をいやされました。イエス様が弟子たちに持たせたかった剣とは、「神の言葉(エフェソ6:17)」のことだったのかもしれません。

53節の「闇が力を振るっている」という言葉は、新しい聖書では「闇が支配している」と訳されています。「神の国」とは「神さまの支配」という意味です。このとき、この世は闇に支配されていました。この闇はいつまで続くのでしょうか。