日ごとの聖書(1月31日)

本日の通読箇所「創世記8:6~14」

鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。

(創世記8章11節)

ノアは地が渇いたかどうかを確かめるために、烏を放ちます。ところが烏は乾いた所がなかったので、行ったり来たりします。鳩を放しても、すぐに戻ってきました。しかし7日後に再び鳩を放つと、鳩はオリーブの葉を加えて戻ってきたそうです。

奈良基督教会の大きな瓦(いわゆる鬼瓦)には、鳩とオリーブが刻まれています。鳩とオリーブは洪水が終わった平安のしるしです。礼拝堂という箱舟から外に出る時に、わたしたちには平安が約束されていることを心に留めましょう。

さらに7日後に鳩を放すと、もう箱舟には戻って来ませんでした。乾いた地を見つけたのでしょう。ようやくノアたちは、地上に戻ることができるのです。